2016-01-01から1年間の記事一覧
連絡です。先週気づいたのですが、担当者が出店料の振り込みを完全に忘れていたため、 第二十三回文学フリマ東京への参加はありません。関係者各位にはお詫び申し上げます。 文學ラボの新刊が待ち遠しい方は、来年の春か秋まで首を長くしてお待ちください。 …
7/2(土)、外苑前駅の近くで行われていたダイアログ・イン・ザ・ダークという催しに行ってきました。 www.dialoginthedark.com ダイアログ・イン・ザ・ダーク(DID)は完全な暗闇の中で様々な体験をすることができるイベントです。会場内では白杖を渡されるので…
小学館の文学系オウンドメディアであるP+Dマガジンに、『プログラミングで蘇る太宰治』と題した記事を寄稿しました。 pdmagazine.jp マルコフ連鎖でカオスな文章を生成するだけの内容ですが、ご興味ありましたら読んでいただけると幸いです。 詳しい実装につ…
先週末、日頃から不足している文学的な素養を摂取するため、上野で行われていた国立科学博物館「恐竜博2016」に行ってきました。 http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2016/dino2016/ 足を運んだ6/12は奇しくも博覧会の最終日でした。そのため…
www.lifehacker.jp はてブにオライリー風の画像作成ツールの記事が上がっていたので、これを使って実際に同人誌を作成してみた。 今までにも本サークルではオライリーっぽい表紙を使った同人誌を作成しており、その作成法についても soy-curd.hatenablog.com…
(これは第22回文学フリマ東京の原稿用に作成した記事です) 舞城王太郎は現代作家の中でも特異な地位を築いている。デビューは2001年、推理小説の文学賞であるメフィスト賞だが、2003年には純文学の賞である三島由紀夫賞を受賞している。文章は独自のスピー…
中野ブロードウェイには、まだ行ったことがなかった。というか私は、新宿から西、中央線や丸の内線、大江戸線なんかもほとんど使ったことはなく、つまり、人生で一度も中野区に足を踏み入れたことがなかったのだ。これは良い機会だと考え、思い立った足で最…
Pythonでカクヨムから小説のデータを拾ってきてMongoDBに入れるやつ作った。 github.com といっても、BeautifulSoupでhtmlをパースしただけなので、まあ、それだけの内容。一応タグ検索もできるようにしておいた。あと、念の為分かち書きもしておいた。どう…
第二十二回文学フリマ東京にて出品予定の、『入門 舞城王太郎』の構成メモです。現状原稿が3%くらいしかできていませんが、自らを追い詰めるためにとりあえず公開してみます。おもしろい本ができるといいですね。 ## イベント当日 2016/5/1(Sun) ## 原稿締め…
メンバー全員が同じテーマで小説を書いています。今回のテーマは「一行目に死体」です。 あることの罪(テーマ:一行目に死体) 森田さえ ワカバくんを殺した。 ワカバくんというのは私の実家近くにあった大きいスーパー『ひなげし屋』のマスコットキャラク…
彼の死因は窒息だった。死んでから十五年の間、彼の死を気に留める者は全く無く、彼はただ、無名の死体としてそこに存在していた。死体はこのように、ほとんど世間の関心と相容れないものだが、無論例外もある。例えば、ジャーマン・シェパードのブロンディ…
後悔(一行目に死体) 僕の前には一つの死体が転がっていた。「これは一体……」 異様な光景だった。だって僕の体、正確にはさっきまでの僕の体だったものが転がっているのだ。なんで死体だとわかったって? 僕がここにいるからに決まっている。人間は自分を鏡…
文學ラボの活動として、各自同じテーマで作品を作る、という試みをすることとなりました。 今回のテーマは『カフェの中』となっています。 カフェをテーマに小説を書く、ということですので、日常系の話が出てくるか、奇想系の話が出てくるか、今から非常に…
短編集『みんな元気』から 「スクールアタック・シンドローム」、「我が家のトトロ」を抜粋し、描きおろし短編「ソマリア、サッチ・ア・スィートハート」を加えた構成でできているのが、この文庫『スクールアタック・シンドローム』です。舞城というとデビュ…
過去に久米田康治キャラデザでアニメ化もしている『有頂天家族』を読みました。簡単に言うと狸小説なのですが、一応パンツも出てくるので、パンツ小説でもあります。どういうことかと言いますと、数多出てくる狸の中で、「尻を齧られることが弱点」という狸…
物語が出来るとき ノートパソコンには、ひたすら文字が並んでいた。画面の光が目に当たる。そのつらつらと書かれたすべてが僕にとっての失敗だった。『どうしてあの人みたいな小説になってしまうんだろう』 心の中で呟いたものをそのままキーボードで打って…
2016年1月31日、新しい参加者の方との顔合わせを兼ねて、部会を行いました。 若干集合に手間取りましたが、無事に落ち合うことに成功。 腹ごなしにまずは神保町のエチオピアカレーで昼食を取り、その後、喫茶店に移動しました。 テーマ創作『カフェの中』創…
文學ラボの活動として、各自同じテーマで作品を作る、という試みをすることとなりました。 今回のテーマは『カフェの中』となっています。 カフェをテーマに小説を書く、ということですので、日常系の話が出てくるか、奇想系の話が出てくるか、今から非常に…
昨年の文学フリマに参加し、『実践 太宰治』という冊子を頒布していた文學ラボというサークルです。 小説や漫画のサークル運営をしている人は皆通る道なのかもしれませんが、前回参加において体力を使い尽くし、ほぼ活動と言える活動を行えていない状況です…
私はブログを生業としていて、ページビューを稼がないことには、日々の食事にも困ることになる。そこでいつもいつも、話の種を探している。人が聞きたがるものに限る。そこで、人が好む話の傾向をつかむため、私はニュースアプリをよく用いた。傾向を知り、…