文學ラボ@東京

(文学をなにかと履き違えている)社会人サークルです。第22回文学フリマ東京では、ケ-21で参加します。一緒に本を作りたい方はsoycurd1あっとgmail.comかtwitter:@boonlab999まで(絶賛人員募集中)。

content

国立科学博物館「恐竜博2016」に行ってきました

先週末、日頃から不足している文学的な素養を摂取するため、上野で行われていた国立科学博物館「恐竜博2016」に行ってきました。

http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2016/dino2016/

足を運んだ6/12は奇しくも博覧会の最終日でした。そのためか入場者も非常に多く、50分待ちでようやく中に足を踏み入れることがきできました。

今回はスピノサウルスとティラノサウルスの二大共演、ということで、彼ら二人にスポットが当てられていました。スピノサウルスの寡聞にして知らなかったので、展示を見てみると、どうやらティラノサウルスの大きさをさらに上回る最大の肉食恐竜だということです。非常に学びばせていただきました。

展示の中で、恐竜の鳥盤類と竜盤類の違いを示してくれる、骨盤のイラストがあったのですが、素人目にはどちらが鳥盤類で、どちらが竜盤類なのか、はっきりとはわかりませんでした。しかも鳥盤類、残念ながら鳥類に進化することができず、竜盤類にその座を奪われるのですが、実は羽が生えていた鳥盤類もいた、みたいな混乱しか生まない説明があって、当時の恐竜たちの切磋琢磨の様子が垣間見えました。

それら以外では、パラサウロロフスの子供は頭の突起が親より短い、ゆえに親とは鳴き声がこんなふうに異なるんだよ、という展示があり、突起についての素晴らしい知見が貯まりました。

帰りには常設展にて、茸、その他の菌類等のオブジェも見学することができ、菌類についての今後の執筆の糧とすることができそうです。また一つ、上野の奥深さを知れました。やはり上野は最高ですね。