文學ラボ@東京

(文学をなにかと履き違えている)社会人サークルです。第22回文学フリマ東京では、ケ-21で参加します。一緒に本を作りたい方はsoycurd1あっとgmail.comかtwitter:@boonlab999まで(絶賛人員募集中)。

content

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

すべての天才ではないpixiv作家・なろう作家に届けたい、又吉直樹『火花』のすごさ

はじめに 本日又吉直樹『火花』を読了し、ここには創作活動のためのエッセンスが詰まっていると感じました。 その過程で考えたことが、他のweb上で創作活動行う方々に参考になればと思い、 このエントリを記述します。*1 火花作者: 又吉直樹出版社/メーカー:…

社会人になってから一冊もSFを読む気がなくなっている件について

※注 最近、可能性2が払拭されたおかげでSFを読むようになりました! はじめに 社会人になって以来、「心の底からSFを読みたい!」という気持ちが湧き上がりません。 無論世の中には延々とSFを読み続けている方々もいるわけで、SFを読まなくなってしまった原…

村上春樹「風の歌を聴け」のコスパの良さについて

村上春樹「風の歌を聴け」のコストパフォーマンスが異常に良いので、それについて書きます。 値段 BOOKOFFで¥100。書店で買っても¥390円で手に入るコスパの良さです。ほとんど全てのラノベより安いことに注目していただきたいです。 文学性 あの村上春樹のデ…

増田文学が芥川賞を取れる可能性についての考察

増田*1を読んでいると、ときたま「文学」タグがついているものが目に入る時がある。その中には、すさまじく文才が溢れている文章が紛れ込んでいる場合があり、うっかり読んでしまうと、その才能に歯ぎしりすることになる。その過程でつい、「もしや増田って…

本日の小説

量子力学の講義の後、酒を無性に飲みたくなった。酒を飲むには、この講義棟のある山を、何らかの手段で降りなくてはならない。私の財布の中に、タクシーチケットが複数枚あるのは知っていた。しかし、それらは酒を飲んだ後、家に帰るのに確実に必要になる。…

2000年~2010年までの芥川賞受賞作品の傾向について

はじめに 2000年代の芥川賞受賞作品の傾向についての考察を行っていく。なお、筆者のバックボーンは純文学というよりはジャンル小説よりのため、圧倒的知識不足の中このエントリを記述した。指摘等どしどしお待ちしております。

サークル『文學ラボ』で第二十一回文学フリマに応募しました

サークル『文學ラボ』として第二十一回文学フリマ東京に応募しました。参加者は随時募集中です。どうぞよろしくお願いします。

文學ラボ(仮)投稿テスト

社会人サークル「文學ラボ」のブログ投稿テストとなります。